ボツリオコッカス

ＴＶのニュースで

　　　　ほおぉぉぉぉ〜

という　ネタを見ました


　なんでも　ボツリオコッカス　という　藻から
燃料を作れる！！

というもの


この　ボツリオコッカス
汚れた池なんかに見られる　アオミドロ　のような　藻です

　うまく設計した装置で　1Ｋｇの　この藻から
年間　38Ｋｇの　重油のような油を生産できる　とのこと

　へぇぇぇぇぇぇ〜〜


最近話題の植物を利用した　代替燃料と大きく違うのは
刈り取って　加工して生産するのではなく

生きたまま　油を排出するので　消耗がナイ　という　こと

必要なのは　生活排水　と　太陽の光

なんか　笑えるほど　おいしい話です


だって　10万トンくらいの　プラント作れば
ほとんど消耗資材無しに　年間380万トンの重油を生産できることになります
工業地帯なんかにある　普通の化学プラントを考えれば
十分　実現できる　ものですね
しかも　燃料としても　プラスチックの原料にもなるらしい・・・・



話がうますぎる！！

藻が微量ながら油を生産するという話は知られているようで

　数字への反論　誇大過ぎる　という批判もあるようです

・・・・・たしかに　　

フタを開けてみたら　　大きな欠陥や　誤解があって
実のところ　実用にはほど遠い話だった・・・・
なあんてのも　よくある話です

世界を変えるような研究の研究者って　
　　宗教的ともいえる　　思い込みが強い方　多いですからねぇ
　　　

記憶に新しいので
　常温核融合騒ぎなんていうのもありましたね

（今回　ニュースで紹介されたものは　大学の研究室で
　　　　　　　　　　　　　　客観的な説明されており　とても好感でした）　


とにかく　ネタとしては　面白い
　　こういう　研究にこそ　国が注目するべきだと　思うんですけどねぇ

今後の展開に　注目ですね