問答無用!!!

退屈が苦手な まの字です

ジェンナーの逸話

科学物の動画を見てて

医療技術の発見物語で

イギリスの医師 ジェンナーが
1796年5月14日 
 ジェンナーの使用人の 8歳になる
   ジェームスフィップスという少年に 牛痘を接種し
天然痘のワクチンの開発に成功させた・・・・ 云々と


   あれれ???


ジェンナー 新しい医療法を試すため
   実験台として 
   まず 自分の息子に牛痘を接種したから
  その 献身的精神が りっぱと
    語られていたのではなかったかしら??


・・・ 使用人の子 とは 聞いてないです


気になって 調べてみました   笑


 どうもね ジェンナーが自分の子でなく  
    使用人の子を実験台にしたのは 本当なんですね


それが なぜ 自分の子 と 伝えられたのか・・・・


 原因は 日本だったようです

  明治43年(37年という記述もありました)修身の教科書で
  まず 自分の子で実験して 確かめた  えらい医者だ
  と 載ったようです


 想像ですが
  医は仁術 という 日本の 医師に対する人間像
  人のために犠牲を恐れず 奉仕するのが 偉い人だ 

  天然痘を克服した  
  ジェンナーくらいの人なら これくらいのことは してるだろう と
  
   当時の日本人の道徳観 を 育てる 
        良い材料にされたのではないでしょうか
  (国策にそった ねつ造 というより 若干の創作 ですね)

 


 その話はさておいて
   ジェンナーは えらいですね
 天然痘の予防接種を 完成させたあと
 
  特許を取らなかったんです

理由は ワクチンの価格が高くなってしまうと
  接種できない人がでるかもしれない
 少しでも多くの人を 天然痘から救いたい

と おっしゃった そうで

 おかげで 日本にも早くから入り 
 多くの人が予防接種を受けることができました

 息子を実験台にした 話以上に
  社会に 奉仕 してますよね