アジトの包丁

　しゅ　　しゅっ　〜♪


　まの字　　包丁を研ぐのが好きなんです

そこそこ　料理もするのですが
　包丁を扱うのが好きなんです

中砥　　仕上げ砥　と　研いで　
　刃の付き具合を　見て

　最後に　確認で

A4　コピー用紙を出して
　刃にあて

手に力を入れず
　　　刃の重みだけで　

つーーーーーっ　♪　


と　切れる　
　この　感覚がたまりませんっ〜


アジトの包丁は　これを使っています



上の包丁は
　　テフロン加工された　両刃の三徳包丁
　　オールマイティで
　　とても　使いやすいです

中は　ダマスカス鋼　の　小ぶりの牛刀
　　肉を切るのに　向いてますが　　
　　キャベツやスイカなど　大き目の野菜切るのにも
　　便利です

下が　ちょっと異端児で
　　チタン鋼材の　片刃包丁
　　軽すぎて　ちょっと使いにくい
　　しかも　普通の砥石では
　　研ぐのが　むつかしい

　　職人さんが　チタンは　ねば硬い　と言って
　　加工を嫌う　という話を聞いたことがありますが
　　まったく　その通りです
　　
　　というわけで
　　ダイヤモンド砥石で刃を付けています

　その代わり　一旦刃がつけば　刃持ちは良く
　　野菜を切るには　具合がよいと思います



写真には　ありませんが
　意外と活躍するのが
　アジトの出刃包丁　
　昔ながらの炭素鋼なので　
　すぐに錆び
　手入れが　めんどいのですが
　
　研ぐのが簡単で　刃付けも楽　♪〜

　その姿に似合わず
　アジトで　いちばーん切れ味がシャープかもしれません


　刃がとても厚くて　重いので

　魚には　なんでも使えるし
　冷凍の肉の塊や　　
　かぼちゃなども　乱暴に叩いて切ることも　できます〜



良く　どの包丁が良く切れますか？
　と　聞かれることがありますが

包丁って
　どんな包丁でも　
　研いで　キレイに刃付けができれば　
　いくらでも　切れるようになりますから
　ナンセンスな質問です

　ただ　刃持ち　とか　使いかっては　
　鋼材の種類で　ずいぶん変わるので
　まぁ　好みの問題かなぁ

などと　うんちくを語りつつ
　ときどき　　
　あたしんちの包丁　研いで　〜♪
　
　と　友人から頼まれる　まの字でした　〜