怒（1）

ここのところ　見解が続いてますね　笑

さて　怒りを覚えているのは　ここにきて浮上した

敵基地攻撃能力の保有論

北の金ちゃんを　けん制するための　言葉の手法なら　ともかく
マジに語っている　政治家が出たことです

しかも　ヤフーのアンケート調査では　78％セントが　YES　と出てる

・・・・・・・・・・マジかよ

この　思考構造については　以前の問答無用掲示板で
恐怖の連鎖　というタイトルで語ったことがあります

旧ソビエト　と　アメリカの　冷戦構造　と　同じ思考過程を踏もうとしてるんですね

この　冷戦を抹消するために　米ソ　多くの政治家や軍人が
どれだけ多大な苦労と時間と費用をかけたのか　考えたことがあるでしょうか

冷戦というのは　ミサイルや核があるから　でなく
相手への　不審や恐怖から始まるんですね
次のステップで　武器開発がインフレ式にエスカレートするんです
そういう意味では
政治家の本領は　いかに冷戦構造をつくらずに　相手を押さえるか
なんですね（これは　今の情勢なら充分　できます）


いつでも　お前を叩けるよ　という状態を作ってしまうと
相手も　だったら　二回叩ける　やれるものならやってみろ　となるわけです

でもね　冷戦って　ダイレクトな戦争はしないから　冷戦というんです
お互い戦争は　したくない
実戦がないのに　兵器だけは　拡張しないと　なりたたないわけで
軍需産業は　もうかるでしょうねぇ　実戦無いからリスクもない　♪
そして　声の大きな一部の政治家が引き際が難しいのに気づくまで
自己満足の世界にいられるだけです


その上　国力があまりにも違いますから
例え冷戦であっても　仮に実戦であっても　日本が圧倒的有利
これも大問題です

始まったら　弱いものイジメに見える　ケンカになってしまいます
アジアの各国が　日本は軍事大国　と　恐怖しても　仕方のない状況になります
ベトナム戦争のときのアメリカのように
日本が　悪者扱いされることが　予想されます