問答無用!!!

退屈が苦手な まの字です

終戦記念日 で 質問がありました

靖国参拝の外国からの評価は どうなの?



満州事変以降 日本が絡んだ戦争で 何人の方が亡くなっているか ご存知でしょうか?

日本人 310万人(内80万人以上が民間人) (厚生省63年発表)

近隣諸国 2000万人以上(内 中国1000万人以上 韓国20万人以上)
 キルレシオ(日本人一人犠牲するのに相手が何人死ぬのかという数字です) 
 6.45 という悲惨さです


ここで 注目しておきたいのは
日本人の犠牲は ほとんどが 米軍によるものであること
特に民間人の犠牲は 当時の政府の無策と軍部の強引さによって 犠牲を必要以上に増やしてしまった経緯があります

なお 近隣諸国の犠牲は ほとんどが 日本軍によるものです

これ数を まず 頭に入れてくださいね
三角関係に近い 図式が見えますねぇ

アジアの国は 日本による犠牲が大半だから 日本に対して大きな被害者意識をもって当然なわけです
しかも この段階では日本は 一方的に快進撃状態 つまり 痛い思いをしていない
こういう時って 聖戦的イメージがあり 相手の痛さが 理解できないんですよね

でありながら・・・
日本は  アメリカからは多くの犠牲者を出しているので 原爆被爆体験も含め
なんとなく 先のアジアの話と似たような 被害者意識があるので 
痛さを共有してると 錯覚してしまう
加害者側でありながら 被害者感覚の同居 と 言ってもよいのですけど


この感覚 
実は アジアとはそうとうズレがあるのですけど 
紙一重の微妙さの感覚で 被害者の立場として戦争反対が言えてしまうんですねぇ
 
小泉君や 一部の政治家、お役人に こういう感覚を持っている人がいます
このタイプの人が 靖国参拝して どんなに 外交友好論を唱えても 
アジアとしては 白々しく聞こえてしまうことはありますよね