問答無用!!!

退屈が苦手な まの字です

暗闇の中・・・・・

いつの頃からでしょうねぇ

実は 子供の頃 とても臆病なまの字でした
ちょっと 薄暗くなると 
怖くて 怖くて 仕方なかったんです


でも いつのまにか 夜 探検気分で歩くのが 好きになってしまったんですね

さて
いきさつがあって
長野の山奥にある 天体観測で有名らしい ペンションに泊まることになりました

ところが ほとんど曇り
皆が 観測できるか どうか 気をもんでいたんですね

なあんとなく ペンションから外に一人で出かけました
 道に街灯もなく 民家もなく 車も通りません
空は曇っていて 普通遠くの町明かりの照り返しがあるものなのですが
それも なく
久しぶりに 漆黒の闇 という感じ
さすが 天体観測 を 売りにしている場所だけ あります


山道を しばらく 歩き回ってみました

こういうときの感覚 って 好きですね
見える というより 体全体で 感じるんです

どんどん 感覚が 研ぎ澄まされ
普段見えないものが 見えてくる 

そんな 感じなんですよねぇ


しばらくたつと 空に星が見え始めたんですね
ふむ これなら 天体観測できそうだ

と 思って  ペンションの方向へ 戻って きたわけですけど
近づいたら
ペンションの 主人が  玄関から 外に出て
心配そうに 空を見上げていました

 「 だっ だれか いるんですか!!」

私に 気づいたようですけど
暗闇の山のほうから来ている 私の姿は 見えないんですね
こちらが びっくりするくらい 驚いた様子

思わず

「 はあぃ  お客さんですよぉ〜   驚かしてすみません 」

と なんとも アホな 返事をしてしまいました  爆笑


考えてみれば この状態で 灯りももたず 
一人でペンション外の山道へ出歩く客は まずいないわけで・・・
(そもそも 必要がないですよね)
主人が驚いたのも ムリはありません すみませんでした

曇り空の 合間 合間を狙っての 観測でしたが
ペンションの 裏の庭にある 25センチの大きな対空双眼鏡や
観測ドームにある 31センチの反射望遠鏡は さすが
とても キレイに見ることができ 
充分楽しませていただきました

たまには こういう環境もよいものですね〜