問答無用!!!

退屈が苦手な まの字です

<台風12号>接近で南鳥島の観測所職員が避難

この ニュース
久しぶりに 好感の持てる ニュースでした ♪


なんで 好感を? と 思われるでしょうが


実は 気象庁が台風で 台風の観測を放棄して非難というのは 初のケース

これを前提に話をしますけど

南鳥島 を 何回か見たことがあります
本当に ぺったいら というか お皿をひっくり返しただけの島なんですね
一番高いところでも 標高8m程度

この高さだと 台風なんかで 波高10m 超えたり 高潮で何メートルも
水位が上がれば  
避難できるところ は どこもありません

ましてや この海域での台風の強さというのは
瞬間最大風速100mを超えることもあり
日本に上陸するときと 比べても 段違いに 強力なんです(経験アリ)

今回 南鳥島
台風の中心が通るかもしれないということで とても危険があったわけですね

 「撤退」  よい 判断です


基本的に 日本はセキュリティ管理が薄いのと
前例のない判断って 苦手なんですけど
気象庁は 現場を良く知ってるだけに
職員の安全のために英断を下した わけです 


さらに この島に同居してるのは 海上自衛隊に 海上保安庁
船を持っていて 船長以下 独自の判断が下せる
こういう組織であったからこそ この前例の無い判断ができたのかもしれませんね

ちょうど 9月1日は防災の日 ラジオで訓練の様子を聞いていたのですが
大きな 災害に対して
国や自治体の組織が縦割り行政で 
かってに判断できなかったり 動けないことがあるのが 問題
と 指摘されていました

今回のように 観測所単位や 船のような組織体系を参考にした 
コンパクトで指揮権のある組織を増やして 統括できれば
(インターネットのような組織?)
こうした問題を 効率的に解決できるんでしょうけどねぇ