問答無用!!!

退屈が苦手な まの字です

宣戦布告

経済制裁について
北の国は
「宣戦布告としか見なせない」
と コメントを出したようです

たまたま 宣戦布告って なあに?
と 聞いてきた方がいたので
ちょっと 説明をしますね


国と国の間で 行われる通告の一つ ということです

っで
宣戦布告をすると
その時点で 戦時国際法が適用されるわけです
つまり 関係国には交戦法規が適用され
(作戦で人が死んでも刑事事件にはなりません)
関係の無い 第三国には中立法規が適用されます
(どちらかに加担すれば関係国となります)

不謹慎な言い方ですが
宣戦布告により 戦争というゲームの開始 となり
交戦法規(国際人道法規とも言われます)というルールにのっとった
攻撃や破壊が許されるわけです
終戦という名のゲームセットは
どちらかが敗北を認めるか 和解するか の どちらかになります


っで この意味がわかると
北の国の意図が見えますよね
実は 頭の良い 発言  
金ちゃんさすがに役者ですね

宣戦布告とみなす という趣旨は
海外が出した宣戦布告を受けてたつ と言う意味になります

この段階で 戦時国際法が適用された と 解釈すると
北の国が 関係国相手に 爆破事件や破壊事件を起こしても
軍事作戦として正当性をおびることにもなります
戦時国際法というルールにのっとってですけどね)

つまり テロではなく 軍事作戦
ええっと 犯罪行為でない という解釈もなりたつんですね


実際には 複雑な手続きと解釈があるので
そううまくはいきませんが
はしょれば 北の行動に 
自国民を納得させるだけの
一方的な理由付けになるのは確かです

そんなことも考えながら 事態の推移に注目したいですね