問答無用!!!

退屈が苦手な まの字です

キューバ危機!?

政調会長の中川君が
アメリカで
キューバ危機のように、キューバが核を持ち込もうとし、切迫した状況に似ている。情勢急変のなかで日本の安全を真剣に考える必要があり、核の議論もされてしかるべきだ
(ニュースより抜粋) と言ったらしい。


マジ?
・・・・・・・・・・・・・ なんでこの方 こんなに気が小さいんだろ?



大体この方 なぜキューバ危機と呼ばれるのかわかってない!!

当時のアメリカとキューバの関係を
今の日本と北との関係に強引に比喩するまではよいとしても

そもそも
カストロが承諾したにしても
キューバが 核を持ち込こもうとしたんじゃありません

核大国のソビエトが キューバに基地を作って持ち込もうとしたんです
キューバの核ではなくて ソビエトの核であって
カストロさんが アメリカやってしまえ!!
といっても ソビエトは うんとはいいません! 
発射するのは カストロでなく フルチショフだったんですよ
つまり キューバ危機というのは
名前はキューバであっても あの危機の相手は大国ソビエトだったんですよ

当時のソビエトと今の北は あまりにも 違いが大きいですよ

近場におかれた 核の交渉 ということで
ぱっと センセーショナルでよいアイデアだ♪〜 
と 思ったんでしょうが
交渉相手も 周りの国際状況も 核兵器そのものも
まったく違い 
比喩として使うには 不適当で知識がなさすぎ

大体 核に対して核を持つ 核のバランスという概念は
核兵器を多く持ってしまった 成熟した歴史を持つ大国同士
という関係だから 有効であったわけで
国の組織が 未成熟で 指導者の感情が戦争を動かすような
小国に対しては 意味はありません

並べられることは いくらでもあるんだけど

中川君 
気が弱いから キューバ危機を誤解して
明日 日本に落ちるよ 怖いよ〜 と 思ってるんですね
そうだね 怖いんだよね よしよし・・・
でもね そうならないように 日本や世界中の ちゃんとした政治家が 
一生懸命考えているから ね

怖がりをがまんして 
場違いな レベルの違う発言をしないようにね

語る前に 
一度深呼吸して ドキドキを押さえて
もう一度意味を考えて 語りましょうね