問答無用!!!

退屈が苦手な まの字です

原発の安全神話

あの地震以来  
ボロクソに言われ続けている
柏崎刈羽原発

先ほども 火災対応のマニュアルが無いことに
コメンティターから 厳しく 言われていました


思うのですが
昔 原発が各地に出来始めたころ
かなり強烈な 原発反対運動が ありました

TVなんかでも 賛否の討論会などが行われたのですが
反対の人達は
必ず 
「事故が起きたらどうするんだ!!!」 
と 議論を展開するわけですね

事故の可能性は?

と 議論するのであればともかく

起きてしまった という 仮定の結論から始めるものですから
賛成の人達は
「絶対に起きない!!」
と 言い続けるしか 反論ができなかったわけです

(もちろん なぜそう言えるのかについて
 構造やフェールセイフについて説明するわけですが 
 関係なく それが壊れたら被害がどれくらい大きいのか わかってんの?
 となるので まともな議論はできなかったようです)

原発の絶対安全神話は こうして 生まれた
と思うんですね

でね
絶対に安全と言い切ってしまった電力会社が
原発なんかで 防災訓練を計画しようものなら
市民から
「やっぱ 危ないから 訓練するんじゃないか!」
と 言われてしまう 時代があったんですね

そういう 過程を踏んできているので
ろくに訓練も許されなかった

ある意味 マニュアルが無いのは しかたのなかったことかもしれません

今から 考えるとアホな話ですが
そういう時代があったんです


今回 地震の影響で 問題点が発覚したわけですから
今までを責めるより
これから どーするか?
を 考えたほうが得策だと 思うんです

電力会社も これからなら
防災のマニュアルをつくり、訓練を重ねることが
安心してできる 環境ができたと 思うんです


いずれにしても
パーフェクトはありえないと 思うんですね
災害があるたびに
多少の消耗品的トラブルでおさまり
(主要部は今回のように壊れない前提です)

すぐに 修理できて 被災地に電力を供給できる
こういう システムで考えてもよいかもしれませんね