問答無用!!!

退屈が苦手な まの字です

さみしい 知らせ

と 娘から電話が・・・・

  「おばあちゃん 亡くなった・・・・・」

一瞬 どこのおばあちゃんか わららず

 どこの おばあちゃん?  

と聞いて 娘に怒られてしまいました 〜


 知る人ぞ知るLさんの お母さんですね
(娘からは おばあちゃん に なるわけですね)
 

アメリカ在住で94歳

以前は 子沢山はめずらしくなく
生んだ子供が 11人っ!
(しかも 男は一人だけ 皆娘なんです)

マニラにいた頃は 

女系の 家柄だったので
おばあちゃんの 家のまわりに
次女 三女 四女 五女・・・・  と 
それぞれの家があり まるでファミリーの村というか
町の一ブロックで  コロニーを形成しているんです

それぞれの娘が  これまた 子沢山で
1ダースとか 双子とか いるので
私が訪問すると 50人くらいの子供に囲まれてしまい
まるで 保育園状態  笑
子供が好きな私も さすがに 悪戦苦闘しました

とにかく いつも 親族や家族の誰かが いて
毎日 お祭りのような 大騒ぎ

 楽しい 思い出です

そんな中 おばあちゃんは 一族をまとめる
長老のような 位置づけだったんですが
とにかく やさしくて 威厳があって いつも 落ち着いて

とても 尊敬できる 人だったんです




この おばあちゃんの事で
思い出される事が・・・・

家にひんぱんに 訪問しているころ
おばあちゃんが 私に お金をよこしたんです

 なに??  これ  お金はいらないよ 〜

と 言ったら


  「 まさん  頼むから これで美容院へ行って来ておくれ 」

みんなの 歓声をあびて 
泥棒が逮捕されたように 捕まって
数人の娘に
美容院まで 私が逃げないよう 
 タクシーで 連れてかれてしまいました  笑

ジーンズにTシャツ一枚 
私は 現地のみなさんと 同じスタイルと思っていたのですが・・・・  爆
 
当時の  私の 一見 金なしスタイルが 
ここの家族の問題になっていたようで
おばあちゃんは わたしに対し  
 もう少し小奇麗にさせないと 外国人なのにかわいそう ?
 と 思ったようです

(今でも ファッションセンスのない まの字です 笑)


4年ほど前に 日本でお会いしたのが 最後になりましたが
アメリカでも
にぎやかに 家族に囲まれて暮らしていたようです

いつも 大勢の親族に囲まれて
皆から 尊敬されて・・・・・  
日本では めずらしくなった 幸せの形かも です

  94歳   大往生 ですね

 この場を借りて
 ご冥福を お祈りいたします



     合掌