コイ と お寺 の関係

先日　ちょっと所用で　護国寺へ行ったんです



ちょうど　三笠宮の　斂葬（れんそう）の儀　の真っ最中
こんな　ものものしい警戒は　初めてです

にしても　
白バイの隊員が喪章をつけているのは
さすが　皇族の葬儀ですね


全く別件の用事のまの字
事務所の本所で　待っていたのですが
ふと　見ると
玄関前の　池に　コイが・・・・・

一匹一匹が大きくて　色が鮮明　
まったく　キズもなく　とても管理されているようす

すっげぇ　！

ちょっと　感心して見ていると
住職が出てきました

　「池のコイ　さすが立派ですねぇ〜」

と　言うと
住職が笑いながら　答えてくれました

　「遺産相続の処理　なんですよ
　　もともと　このお寺のコイなんて　いないんです」



　・・・・・・・・・　なるほど


　家督のある方が　亡くなって
　
　遺産を分けるときに　なかなか　コイの引き取り手ってないらしい
　土地家に加え　庭に大きな池のあるお家って　
　そうは　無いですからね
　普通の家の方では　このサイズのコイは　まず飼えないでしょう

といってねぇ　　食べちゃうわけにも　いかないし　　笑

というわけで　お寺に持ち込まれる事が　あるそうなんです


・・・・・・　そう言われてみると
　どこの　お寺の池にも　コイって　いますよね


どこまで　ホントかわ知りませんが
説得力のある話でした