問答無用!!!

退屈が苦手な まの字です

イカが 飛ぶ 〜 思い出

先日

北海道大学が イカの飛行を撮影・・・
と ニュースにありました


(北大の発表写真です)

なんでも 飛行を確認して ドイツの科学誌に発表を・・・
と 書いてありました


そんな に めずらしかったんだ !


というのは

まの字が漁船に 乗っていたころ
イカがここの写真のように 
飛ぶ風景をよく見ていたので
そんな めずらしい とは 思わなかったんですね


水をジェット噴射 と 書いてありますが
まの字が見た限りでは
おもちゃの水ロケット と 同じ 理屈で
漏斗から ちゅーっ と 水を噴射
それが 水の白い糸を引っ張って 飛ぶように見えました

でね



忘れられない光景を 見たんです

30年以上前の話ですが
ニュージーランドの近海だったんですが
まったく 風が無く さざ波も無くて 
天気が 快晴 
海が真っ青な鏡のように 平らに見えた日でした

確か 漁場からの移動ということで
するこもなく 500トン級の漁船の 一番前(へさき)で 
何人かと 話をしながら 海を見ていたんですね
この 透明感のある 青い色が好きで
あきずに 眺めていたんです


すると

  船に驚いたのか
  小さなイカが 白い糸のように 水を拭き出しながら
      ちゅーーーっ と 飛んだんです

・・・・ ああ イカが とんだな

          なぁんて 思った 直後でした


目の前が 真っ白になりました
 広大な 青い海が 連鎖反応起こしたように
  サァァァっ と  真っ白が
  一瞬にして 広がったんです


 ブリッジにいた 船長も 驚いて何か叫んで 外に出てきました

 私の周りにいた 若い船員も目撃 ちょっとした パニックです



私の 印象では
  水平線まで 見渡す限り 真っ白に 色が変わったように見えました

無数の小さいイカが 
  白い糸のように水を噴射して 一斉に飛んだんですね

  飛ぶのは 珍しくは ないけど    
          あまりに 数が 多い・・・


たぶん 数十秒で 元の 青い色に戻ったのですが・・・・


マジ 天然のイリュージョンです


 おそらくは 億の単位を超える 数だったんでしょうね

ちなみに 
  当時 ニュージーランド近海は イカの漁場で
    日本からも  多くの イカつり漁船が 行っている場所です

数としては こういう メガサイズの 魚群は あっても不思議はない
と 思っていますが・・・

一斉に こんな マスゲームのような飛び方をするとは・・・



古い船員でも ここまで 大規模なイカの飛行は 見たことが無い
と 興奮していました

とんでもない 風景を 目撃してしまったのかも・・・


   北大のニュースを見て

     つい 思いだし   
    うっふっふ  と 含み笑いをしてしまった 魔の字でした 〜