問答無用!!!

退屈が苦手な まの字です

目が不自由な・・・

大きなビルの施設なんですが

正面玄関の横 30メートルくらい離れて
通用口があるんですね

まあ 
この通用口は業者や職員が出入りに使うんですが
それなりに りっぱな作りなわけです


ちょうど所用があって
その通用口の近くにいたのですが

タクシーが入ってきて 人を降ろしました

 白い杖をついた青年だったんです

とんとんとん と 杖を叩きながら 通用口に入って行ったわけです

・・・・・・そしたら

  若い ガードマンが その人を連れて 外に出てきました

 「向こうが 玄関だから そっちへ行ってね!」

  と 玄関の方を 指さしたんです  !!!!

 その白い杖をついた人は 指さしている方向でなく
 しゃべっているガードマンの 顔の方を見ているんですね

それに 気づいた ガードマン

再度 手を大きく振り
 「む こ う だからね」
  と 指を差しました  


 ついね
  
  いっちゃいました

  「目の不自由な方だから 案内したらどう」


別に 私が言ったから 
ということでもナイと思うのですが・・・

その後  玄関までガイドして行ったんですけど

 その時も 手を引っ張ろうとしたんですね
 悪気がないのは わかってるんですけど
 目の不自由な人は 
 いきなり手を掴まれて 驚くんですよねぇ 〜

結局 ガードマンの手を制して
 自分で ガードマンの袖をつかんで
        ついて行ったんですけどね


この話
  別にガードマンに怒っているわけでも
   アホだ と 言ってるわけでもありません

    意外と ある風景なんです


 体が不自由な人でも 外国人
 あるいは子どもでもそうなんですけど

自分と違う条件や感覚 言語の世界の人と会うと
つい 自分の感覚で教えてしまったりするんですよね
それも 正解 と思ってますが

それで うまくいかないや と 思った瞬間から
スイッチを切り替えて
相手に合わせるよう コミュニケーションできたら いいな

なぁんて 思います