問答無用!!!

退屈が苦手な まの字です

あらしのよるに  DVD

を 見ました

うーーーーーーーーーーーっ

うーーーーーーーーーーーっ


コメントしにくい作品ですねぇ


あらしのよるに
ひょんなことで お友達どうしになった
捕食者である オオカミ と 餌であるヤギの 物語


秘密のうちは よいけれど
バレルことで お互いの同行のスパイ行為を要求される
それが 友人をだます 悪い行為として 表現されているんだけど

私的には 悪い行為とは 思えないんですね

種族の安全のために状況を有効に利用することは 
当然といえば当然です

奇跡とも言える 友情を互いに尊重し
たぶん もっと話し合いが行われれば
協定を結ぶなどして もっと 有意義な話の展開になったようにも・・・
と 思ってしまうのは まの字だけでしょうか

単純に 争いはやめようよ
とのテーマにも思えるのですが

素材がミスマッチなんですね
オオカミに ヤギを食べるな!
というのは 平和や愛と 結びつかないんです

というのは

オオカミの文化を否定することになるし
一方的に 
自分と食生活や生活観の違うオオカミを悪者にしてしまうことは
宗教観や価値観が違う人を 悪者にする行為と
表現が同じに見えてしまうんですね

(そういえば かわいいくじらを食べる 
     日本人を悪魔にしている 海外の諷刺画がありましたね)


雰囲気的には ロミオとジュリエット というより
北と南の兵士の悲劇の友情を描いた
韓国映画 JSA に 近いかもしれません



いずれにしても
私たちの世界でも 
事件を起こしている暴力団と取り締まる刑事が
熱い友情をもって デートしていれば
たぶん 問題になると 思うんですね


この 物語は
真剣に考えるより
こういう稀有なケースもあります

という ことで 理解したほうが よさそうなのかなあ


どうも 子供向きのアニメでは ないように 思ってしまいました