スーパーキャビテーション

ひょんなことから
面白い技術があることを知りました

乗り物のスピードの話なんですけど

空なんかは　当然早いわけで
戦闘機でマッハ2以上
旅客機でも　900Kｍ以上　出ますよね

では　車はというと
ご存知のように　100〜200ｋｍくらい出るわけです

でね
海なんかはどうなんでしょう
漁船なんかだと　12ノットくらい（22ｋｍ）
高速商船や客船ですと　24ノット（44ｋｍ）
軍艦で40ノットくらい（74ｋｍ）出るものがあるそうです
潜水艦が水中30ノットくらい（55ｋｍ）

そう　海の乗り物は桁違いに遅いんですね
もちろん　水の抵抗が原因
魚雷なんかでも　45ノットとか言われてますから
まそのあたりが　スクリュー推進の
物理的な限界なんでしょうね

ところが　
最近　この限界を破る技術が実用化してきたんですね

それが　スーパーキャビテーション

潜水艦の形状で　先頭から大量のアワを発生させ（キャビテーションです）
その　アワの中で水の抵抗を無くし、ロケットで推進する

実はロシアで　魚雷（水中ロケット？）で実用化し
なんと
200ノット（370ｋｍ）で　走るそうです

水の中としては　ケタ違いの速度です

っが　兵器としては　そのアワが災いして
ホーミングが出来ず　命中精度が悪いらしい
でも　スピードで相手をびっくりさせるには充分な兵器です

もちろん潜水艦にも応用は可能ですし
将来的には　音速超えることも視野に入ってるようです

まさに　水の中のワープ！！

でもね
このアイデア　子供の頃　SFなんかで　似たシステムの話を
きいたことあるんですよね

ちょっと　違いますが

ペリーローダン　のお話では
宇宙をワープするのに　　宇宙船がカルプの泡というのに
　に包まれて　大きなワープをするんですね

こういうのも　近いアイデアなんでしょうね


ひょっとした　アイデアから
実用する道を探る　感覚って　好きですねぇ